治療方針


治療方針

方針イメージ

 

整形外科は、身体の姿勢や運動に関わる、背骨、手、足などの、骨、関節、筋肉、腱、靭帯、脊髄神経の病気や、外傷(けが)を扱う診療科です。
なんとか治したい、どうにかして痛みを軽減し、毎日の生活が少しでも楽に過ごしていただけるようにしたいと努力しております。
わかりやすい説明ときめ細やかな治療を、スタッフ一同目指しています。

 

入院・手術の必要な患者様へ

院長が診察し、手術が必要と判断した患者様は、徳山中央病院、周南記念病院、新南陽市民病院等、をご紹介いたします。
 また、入院治療の必要な患者様は、徳山医師会病院をご利用いただくことができます。

 

FAQ よくあるお問い合わせ

動物(イヌ、ネコなど)にかまれました。

ペットや野良イヌなどに咬まれるかたがいらっしゃいます。この際の応急処置として大切なのは、傷口を水道水でよく洗い流し、石けんなどでよく洗い、消毒し、清潔にすることです。出血がある場合は、清潔なガーゼなどで傷口をおさえて止血しましょう。動物などに咬まれると小さな傷口でも化膿しやすく、動物が病気に感染している可能性もあるので、医師の診療を受けましょう。

 


激しく咳をしていたら胸が痛くなりました。

風邪をひいたり、喘息で激しく咳き込むと、胸のあたりが痛くなることがあります。咳が出るたびに胸に強い痛みが出る場合は、胸の骨が骨折しているかもしれません。特に肋骨(ろっこつ)は比較的薄い骨なので、咳を繰り返したわむことで「疲労骨折」をすることがあります。
肋骨の疲労骨折の治療は、まず咳を止めることですが、痛みが強い時は肋骨固定バンド、鎮痛剤が必要になります。

 

膝(ひざ)に水がたまります。

関節には、もともと少量の関節液があり、関節の曲げ伸ばしを円滑にする「潤滑油」のような役割をしています。
特に膝(ひざ)関節は、体重がかかるので、関節炎になりやすい部分です。関節炎になると、炎症を起こし、いわゆる水がたまった状態「関節水腫」になります。その中で最もよくみられるのは「変形性関節症」で、長年にわたり少しずつ軟骨が損傷し、関節炎になります。過度な運動が原因となることがありますので、健康づくりや趣味の登山、ウォーキングも中高年の方は頑張りすぎないようにしましょう。また、全身的な病気「関節リウマチ、痛風など」も関節炎を起こします。
治療法としては、一般的には薬物療法(消炎鎮痛剤、漢方薬)と安静ですが、過度な安静は体重増加や筋力の衰えをきたし逆効果になることがあります。
痛みが強い場合は、やむを得ず関節穿刺(かんせつせんし)により水を抜くことがあり、その際にヒアルロン酸やステロイドを注入すると有効なことがあります。全身的な病気による関節炎の場合は、症状に応じた治療が必要になります。

 

指をケガしました。血が止まりません。

指を包丁などで切るなどの思わぬけがで、たくさんの血が出てびっくりされる方も多いと思います。当院に受診される方でも、出血が止まらないため、輪ゴムなどで指をきつくしばって来られる方もいらっしゃいますが、この方法は長く縛っていることで血行障害をおこすこともあり、根本的に止血できているわけではありません。
適切な方法はまず、水道水で傷口を洗い、乾いた清潔なタオルなどで3~4分傷口を押さえ、血が止まったらそっとタオルを外しましょう。ここでの注意点は、決してこすらないことです。こするとまた出血します。また傷口を清潔に保つことは大事ですが、赤チンを塗ったりすると傷口の状態が確認しづらくなりますので、受診される際は塗らずにお越しください。傷が深い時は早めに医師の手当てを受けましょう。

 

転んで腰が痛くて動けません

高齢になると足下が不安定になりがちで、時々転ぶことがあります。
ひどく転ぶ以外にも、布団の上で尻もちをついたり、ベッドに座っていてずり落ちたくらいでも、立ち上がれないほど痛くなることがあります。
このような症状で考えられるのは股関節の骨折ー大腿骨頸部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)と背骨の骨折ー脊椎圧迫骨折(せきついあっぱくこっせつ)が疑われます。
このような骨折の背景には運動器不安定症(ロコモ)と、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が考えられます。これらの骨折はともに大変なけがですので、救急車を含め、どうにかして医療機関へ受診する必要があります。

 

子供のひじが抜けてしまいました。

小さい子供の腕を引っ張ると肘が抜けるということを経験されたことはありませんか?この状態のことを肘内障(ちゅうないしょう)といいます。そのような状態になると子供は肘を伸ばしたまま痛がりますので、整復が必要です。大きくなると抜けにくくなりますし、後遺症を残すことはありません。

 

ジェネリック薬を処方できますか?

当院では、患者様のご希望によりジェネリック医薬品を選ぶことができます。医師、薬剤師にご相談ください。